住宅ローンの滞納-給与所得者等再生とは

給与所得者等再生とは

 

「 給与所得者等再生」は、「個人再生」のうち、安定した給与収入が見込まれる人が利用できる制度です。主としてサラリーマンを対象にしていますが、条件を満たせばパート・アルバイト・年金受給者などでも利用できます。

 

こちらの場合、「小規模個人再生」とは違って再生計画に対して債権者の同意を得る必要がありません。ただし、支払う額は「小規模個人再生を使った場合の返済額」か、「可処分所得の2年分」のどちらか大きい方、ということになります。つまり小規模個人再生よりも高額になる可能性があるのです。

 

可処分所得というのは、給与から税金等を引き、最低限度の生活を営むのに必要な費用を除いた額です。給与総額が低かったり、扶養家族が多くて生活維持に必要な費用が高かったりする場合には、可処分所得は低くなります。

 

 

実際にいくらになるのかは綿密な計算が必要になるので、弁護士等に相談しなければなかなかわかりません。

 

全体的には、給与所得者等再生を利用するよりは、小規模個人再生を利用した方が有利なので、先に説明した通り、サラリーマンでも小規模個人再生を利用するケースが大部分を占めています。

 

ただし、事前の交渉などで再生計画に対して異議を唱えそうな債権者がいる場合は、給与所得者等再生の利用を検討してみるべきかも知れません。